大きさ：直径8.5×高さ11cm（満量300㏄）175g

素材：天草磁器

平戸蕪絵は、今をさるおよそ400年前、時の平戸藩主松浦隆信公が、領民の子孫繁栄を願って農民に対しぐんぐん繁る蕪の葉を家の繁栄に、蕪そのものを丸々とすこやかに育つ子宝になぞらえ平戸蕪作りを大いに奨励したと云われております。家の繁栄の縁起の良い図柄として伝わっております。この平戸蕪絵の絵付は、伝統工芸士中里閑由によるものです。

内側には釉薬をかけていないので、表面はガラス質にはならず、きめ細かいざらっとした触り心地です。ビールを注ぐと、泡がとにかく小さく繊細になり、美味しく感じます。これは科学的に証明したく専門機関にお願いしましたが、美味しさは主観的でなかなか証明が難しいようなので、ぜひ手にとって使ってもらうのが一番なのかもしれません。ビールを注ぐのはガラスのカップが泡の量も調整できるのですが、磁器の独特な風合いを楽しめるカップです。